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ホームページにはSEOとSXOが必要

SEOというのはSearch Engine Optimization検索エンジン最適化と言って、ヤフーやグーグルで検索した時になるべく上位に表示させるために行う対策のことです。一方SXOというのはSearch Experience Optimization検索体験最適化のことで、検索ユーザーの検索意図に合致させて満足してもらうことを目的としています。

例えば花粉症対策で「花粉症 予防」と検索した人がいたとします。花粉症を引き起こす要因の説明から入り、予防効果の高い眼鏡や空気清浄機、抵抗力を高める食材やアレルギー反応を抑える薬の紹介等のコンテンツが盛り沢山と揃っていれば、予防のためには何をすればいいのだろうかと探っていたユーザーは大変満足な検索体験をしたことになります。

しかし、マスクばかりがたくさん並んだ販売ページや花粉症予防とは関係の薄い内容しか書かれていないページに辿り着いたとしたら、すぐにそのページから離れてしまいユーザーは別のページを探ることになります。

これではSEO対策(表示させること)に一生懸命になっても意味がありません。

グーグルはページの内容の質を評価してSEOの結果にも反映させています。

ホームページは作る目的にもよりますが、自社の案内やサービスの紹介だけを掲載しておくのは単なるWEB版会社案内になってしまいます。それはそれで必要なページでもあるのですが、ホームページで新規のお客様を増やそうと思ったら、自社がターゲットとしている人に焦点を当てて、その人の検索意図を汲み取り、どんなことを検索して何を調べているのかを考えてみましょう。その人が自社のホームページで満足な検索体験をしていただくことでファンになってもらい、それが結果SEO対策にも結び付いていくことに繋がります。

グーグルは遂次検索エンジンのアップデートを行っていますが、今一番重要視されているのは書かれている内容にどれだけ検索者が満足したかどうかです。満足度はどうやってわかるのでしょうか?楽天やアマゾンを使ったことがある人は過去に検索したことに関連する商品の紹介が勝手に表示される体験をしたことがありませんか?それらは検索したページやキーワードなどの情報から検索者の興味や意図を創造してAIが独自に提案してくるのです。それと同様に検索したワードや滞在時間・ページ遷移・離脱時間・再訪頻度などグーグルは膨大なデータを駆使して検索意図を読み解いているのです。

すごい時代ですね。怖いくらいです。
ちょっと脱線しましたが、これらのことを踏まえて一度自社のホームページを見直してみてはいかがでしょう?さてあなたのホームページにはあなたのお客さんになる人のお役に立つコンテンツはありましたでしょうか?

by toru

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